夏の海が誰よりも似合わない、
税理士の山本です。
先日、新規にご依頼いただいたお客様。
これまでご自身で申告なさっていたのですが、
税理士をつける理由の1つが、
「経営に集中するために、事務作業は外注したい。」
とのこと。
これ、本当に大切だと感じています。
一般的に言われているのが、
「軌道に乗ってきたら、税理士をつける。」
ですが、私はこれ、
ベストなタイミングではないと思ってます。
開業直後から、軌道に乗ってくるまでの間、
オーナーさんの行動が、ほぼ100%利益に直結します。
また、開業直後は、資金に余裕も無いので、
わざわざ事務スタッフを雇うなんて、とてもできません。
そのため、税理士をつけたりしない限り、
オーナーさんご自身で、
・各種届出
・領収書などの数値集計
・帳簿作成
・年末調整、法定調書、償却資産申告
・試算表、決算書
・確定申告
などをやらないといけないわけです。
残念ながら、
この作業、1円も利益を生みません。
この時間を、美容室経営に振り向けたら、
あといくら稼げるでしょうか。
1時間もあれば、お客様1人に施術できると思います。
あるいは、
その1時間をスタッフさんの採用・教育に使えます。
そして、何より、
「不慣れな事務作業をしなければいけない。」
というストレスから解放されます。
そういう考え方で、お金を払ってでも、
専門家に頼める作業は、バンバン頼む。
そうやって、美容室経営に集中するための時間を「作る」。
というより、美容室経営に集中するための時間を「買う」。
というのが、私のような税理士に限らず、
専門家の、効果的な使い方の1つです。
開業直後のオーナーさんであれば、
特に意識して、
専門家を使っていただければと思います。
【山本のひとりごと】
喫茶店で隣に座った初対面のおじ様から、
「人とは違う独自のことをやらないとだめだよ。」
と突然のダメ出しをされ、困惑した山本。
誰だったんだろう一体。
kei
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