クレジットカード決済のメリット・デメリット【美容室・飲食店】

美容室・理容室を開業するあなたへ

美容室のクレジットカード決済のメリット・デメリット

 

 

税理士の山本です。

 

 

 

 

 

美容室は、現金商売の代表格といえども、

 

 

 

クレジットカード決済の対応はなくてはならないものとなっています。

 

 

 

 

 

そこで今日は、

 

 

美容室でクレジットカード決済を導入するメリットとデメリットを書いてみます。

 

 

クレジットカード決済の「メリット」

 

 

 

 

まず、「メリット」としては、

 

 

 

①「クレジットカードを利用しているお客様の集客に結び付くこと」

 

 

 

 

 

カードを使って、ポイントを貯めたいというお客様は多いですよね。

 

 

 

②「客単価が高くなること」

 

 

 

 

カード決済は、高価格帯のメニューや、団体での支払いに便利ですよね。

 

 

 

 また、市場調査では、支払額が1万円を超えると、

 

 

 クレジットカード決済が増える傾向にあることが知られています。

 

 

 

 

③「現金管理が楽になること」

 

 

 

 カード決済を導入すると、多額の金銭の管理をする必要がなくなります。

 

 

 
 客単価が高く、さらに利用者数が多い店ですと、

 

 

 

 

 

1日の売り上げが数十万円になることもあるでしょう。

 

 

 

 

 多額の現金を管理するのは、大変ですし、盗難・紛失・横領のリスクもあります。

 

 

クレジットカード決済の「デメリット」

 

 

 

一方、「デメリット」としては、

 

 

 

①「手数料が引かれてしまうこと」

 

 

 *だいたい3%~5%前後の手数料ですね。

 

 

 

 

②「入金サイトが遅れること」

 

 

 

 *多くの場合は、月2回前後のペースで口座に入金がありますね。

 

 

 

 1日~15日の売上が月末入金、16日~31日の売上が翌月15日入金などです。

 

 

 

 

③「端末費用がかかること」

 

 

 

 

 *0円で導入可能なところ~10万円程の端末費用がかかるところまで、

 

 

 

 

 クレジット決済代行会社によってまちまちですね。

 

 

 

 

 

 

こういったデメリットはありますが、

 

 

 

 

お店にクレジット決済を導入していないがために、

 

 

 

 

 

お客様を逃してしまう方が、はるかにダメージが大きいでしょう。

 

 

 

 

そのため、ほとんどのお店でクレジットカードを導入したほうがメリットは大きいと思います。

 

 

※客単価が低めで、回転数勝負のお店の場合は、この限りではありません

 

 

 

 

クレジット手数料が3%もっていかれたとしても、

 

 

 

 

そのお客様がリピーターになってくだされば、十分に回収できるからです。

 

 

 

 

 

ぜひ、あなたのお店でもクレジットカード決済を導入して、

 

 

 

 

 

「客数」と「客単価」が増えるメリットにより、利益アップを図ってくださいね。

 

 

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税理士の山本 佳です。千葉・東京を中心に、美容室・理容室の経営者の方々へ、税務顧問サービス・融資サポートを行っています。美容室・理容室の顧問契約、開業や融資でお悩みの方は、ご相談ください。

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