税理士の山本です。
これから、開業なさる美容室オーナー様から、こんなご質問をいただきました。
「営業利益が赤字にもかかわらず、倒産しないのはなぜでしょうか?
営業利益が赤字ということは、その月の収入よりも支出の方が多いということですよね?」
お店が倒産するのは、手元資金が底をついた時です。
個人事業主のオーナー様の場合、その月の収入より支出が多くても、
預貯金があればそれを取り崩すことで、お店を続けていくことができます。
つまり、営業利益が赤字でも、手元資金があればすぐに倒産とはなりません。
しかし、営業利益が赤字の状態が続ければ、手元資金は少なくなっていきます。
そして、手元資金がなくなったタイミングで、
それ以上お店を続けることが不可能となり、倒産に至るということです。
営業利益が赤字でも、倒産にならないのは、
そういう理由なんだなと知っておいてください。
kei
最新記事 by kei (全て見る)
- 【ただいま、新規顧問契約のお申込みを停止させていただいております】 - 2021年11月25日
- 経済産業省より、「月次支援金のリーフレット・詳細」が公表されました!【一時支援金・第2弾】 - 2021年5月19日
- 山武市中小企業緊急支援給付金【山武市の理美容業のオーナー様へ・市独自の給付】 - 2021年5月17日