競合店調査と理美容

美容室・理容室を開業するあなたへ

地域の同業店・競合店の「弱点」を探してください【開業前の実地調査】

 

どうも、メガネ税理士です。

 

 


「競合点の弱点を探ること。」

 

 

 

競合店調査の目的を集約すれば、この一言に尽きます。

 

 

 

弱点を見つけるため、競合店を見に行くときは、次の項目をチェックするようにしてください。

 

 

①時間帯別の入客状況(平日・土日・朝・昼・夕方・夜)

 

 

・・・その店の売上規模、その地域の商圏規模などがわかります

 

②客層(ターゲットの年齢層)

 

 

・・・違う層を狙うか、同じ層で戦うかなど、戦略を立てられます

 

 

③コンセプト

 

 

・・・サロンイメージは重複していないか、技術以外で、お客様に提供する価値に重複はないか

 

(癒し・高級感・南国風など、五感で感じる価値です)

 

 

④駐車場の台数・幅

 

 

・・・競合店の駐車場が、「狭い、台数が少ない、停めにくい」などの弱点があるのであれば、

 

 

 

あなたのオープンするサロンでは、「広い、台数が多い、停めやすい」駐車場にすることで、

 

 

お客様はあなたのサロンに流れてきます。

 

 

⑤看板の出し方

 

・・・店舗の全面道路をはじめとして、交差点、駅など、競合店が看板をどこに出しているか。

    また、看板デザインも写真でとっておきます。

 

 

最低限抑えていただきたいのが、以上5項目です。

 

 

 

 

競合店の席数、スタッフ数、メニューなどの情報は、

 

 

 

 

ホットペッパーやWEBサイトを見ればほぼ把握できますので、

 

 

 

 

足を使った実地調査では、紙やWEBではわからない情報を掴みに行ってください。

 

 

 

 

 

 

「競合点の弱点を探ること」

 

 

 

 

 

集約すれば、この一言に尽きます。

 

 

 

 

あなたが勝つために相手の弱点を探ってください。

 

 

 

 

そして、自店の強みが際立つような戦略を立てていきましょう。

 

 

 

 

あなたの成功を、いつも応援しています。

 

 

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kei

税理士の山本 佳です。千葉・東京を中心に、美容室・理容室の経営者の方々へ、税務顧問サービス・融資サポートを行っています。美容室・理容室の顧問契約、開業や融資でお悩みの方は、ご相談ください。

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