税理士の山本です。
1.「消費者金融とは」
消費者金融と聞くと、アコム、アコム、アイフルなどを思い浮かべると思います。
しかし、銀行がチェックするのは、こういった消費者金融の履歴だけありません。
それ以外にも、代表的なものとしては
一般の銀行のキャッシング(ちば銀カードローンとかですね)、
他には携帯の支払い、クレジットカード、通販の割賦払い、リース、住宅ローン等も含まれています。
2.「過去に遅延したことがあるとどうなるか」
過去の遅延があると、レッドカードではないですが、イエローカードくらいの評価になっています。
もし、現在遅延している方は、急いで支払いを行ってください。
遅くとも、融資申込みの6カ月~1年前には、遅延を解消しておいてください。
もし、遅延し続けると金融事故と同じ扱いになります。
金融事故と同じ扱いにされた場合、まず、融資を受けることができません。
3.自己資金計算上の注意点
また、消費者金融などで借入がある場合は、
自己資金から借入を引いた金額を自己資金と認定される場合がありまので、
自己資金の計算をするときは注意してください。
(200万コツコツ貯めても、借金が100万あったら、自己資金と認めてもらえるのは100万になるということです。)
なお、住宅ローンの残高は、借金の金額には含まれません。
借金(マイナス△の財産)と同額の不動産(プラス+の財産)があるので、プラスマイナスゼロ(±0)として計算されるからです。
4.まとめ
消費者金融等からお金を借入している方は、「遅延」は絶対にダメです。
日本政策金融公庫からの借入を考えているのであれば、融資の審査上ダメージが大きすぎます。
「自分の信用情報は、大丈夫かな?」と心配な方は、
CIC【割賦販売法・賃金業法指定信用情報機関】で現在の状況を確認しておきましょう。
kei
最新記事 by kei (全て見る)
- 【ただいま、新規顧問契約のお申込みを停止させていただいております】 - 2021年11月25日
- 経済産業省より、「月次支援金のリーフレット・詳細」が公表されました!【一時支援金・第2弾】 - 2021年5月19日
- 山武市中小企業緊急支援給付金【山武市の理美容業のオーナー様へ・市独自の給付】 - 2021年5月17日