税理士の山本です。
保険会社や税理士に言われるがままに節税を行い、
後に大問題になることが残念ながら実在します。
私が知っている中でも最悪のものは、
「節税保険が原因で倒産した。」
というもの。
本来であれば、少し先のことを考えると、手元に資金を残しておくべき状況でした。
しかし、節税保険で手元資金を減らしてしまい、資金繰りに行き詰る。
あわてて解約しても、返戻率がそれほど高くない時期だったため、
資金繰りが間に合わず、結局は倒産せざるを得なかったというような流れです。
もちろん、ここまで極端な話ばかりではありません。
しかし、残念ながらこういうケースも存在しているのです。
決して、節税保険が悪いと言いたいのではありません。
本当に大切なのは、節税策の全体像をすべて把握したうえで、意思決定することです。
決して、保険会社や税理士の言われるがままに節税保険に加入すべきではありません。
kei
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