税理士の山本です。
融資の審査では、オーナーさん独自の技術、強み、将来性についても評価の対象となります。
つまり、「うちのお店は、他のお店と比べて、技術、取り扱っている商品がこう違う!」
と差別化できる点が評価されるということです。
ところがですが、
その評価を行う銀行員は、実は美容業の技術力に対する理解度が相当低いのが実情です。
簡単に言えば、「技術力が高い」「良い薬剤」と言われても、
具体的にどのように高いのか強みがあるのかをなかなか理解出来ていないのです。
(「ケラスターゼってなに?」「N.ってなんて読むの?」っていうようなレベルです)
銀行員の知識向上が必要といったらそれまでですが、
現実的な対応としてお店の技術力、使う薬剤の良さなどを説明する際には、
業界の専門用語などは使わずに平たい言葉で銀行員に伝えてください。
そして、どのような先から仕入れているのか、
実際に使うとどのような違いがあるのかを説明してあげてください。
技術力の高さがわからない銀行員であっても、「あの会社の製品なのですかー」「そういった良さがあるんですねー」ということになれば
「このお店の技術力は高いんだ」と理解できるようになります。
そして自店の技術力が高いことを銀行員に理解させることができればどうなるか。
今まではハードルが高かった銀行の融資姿勢を、緩和させる効果が期待できるということです。
技術力をアピールしたい際は、ぜひお試しください。
kei
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