税理士の山本です。
「長期の借入にすることで、毎月の利益のハードルを低くする。」
これから独立なさるオーナーさんには、強く意識していただきたいことです。
なぜかというと、
①「毎月の利益のハードルを下げるため。」
・・・・毎月の返済額が5万円違ったとしたら、
毎月、あげるべき利益のハードルもその分上がります。
利益を5万円増やさなければいけないとしたら、いくら売上を上げるべきでしょうか?
できる限り安定して経営を継続するためにも、借入年数はできるだけ長期にしてください。
②「利息はコストになるが、手元資金を多く持てるメリットはそれを上回る。」
・・・利息は、保険料です。
何かあったときに、すぐ使える手元資金を確保するための、保険料です。
また、この低金利時代においては、利息の金額も限りなく低く抑えられます。
できる限り安定して経営を継続するためにも、
銀行の融資をうまく活用して、手元資金を確保しておいてください。
また、ご注意いただきたい点としては、
時々、
「ディーラーさんと公庫の借入申込書を作成しました。」
という方の申込書類を拝見すると、
返済年数を最長期間の10年以下にしているケースを拝見することもあります。
5年とか、7年とかですね。
これ、絶対にやめてください。
1度、申込んで融資が決定してしまうと、
返済期間を短くすることはできますが、長くすることはできません。
※長くできないわけではありませんが、あなたの信用情報にキズがつきかねません。
くれぐれもご注意ください。
kei
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