税理士の山本です。
実は税務署、
美容室・理容室など、現金商売の税務調査をする前のステップとして、
「内偵調査」をすることもあります。
「内偵調査」とは、
あなたのお店にお客として来店し、実際にカットを受けたりして、
情報収集をすることを言います。
つまり、スパイですね。
「内偵調査」は、2回以上の複数回に及ぶことも多く、
リピーターだと思っていたお客様が、実は「内偵調査」のために複数回来ていただけだった!
なんて場合もあるわけです。
あなたのお店のお客様に中にも、現在「内偵調査」で来ている方がいるかもしれません。
内偵先のお店は、自分が行きたいお店とは限りません。
上司の命令で、このお店に行ってこいと指示されることがほとんどです。
昔、税務署の方がこんなことを言っていました。
「現金商売の方の場合は、事前にお店に行くこともありますが、
自分が税務署の職員だって知れたら、2度とそのお店には行けないですよ。」
・・・ですよね。。
私がオーナーさんでも、
お客さんが税務署の職員だとわかったら、いい気はしません。出禁です。
とはいえ、
「お客様を税務署の方だと疑ってください!」
というわけではありません。
「そんなこともあるんだな。」
くらいの気持ちでいてください。
あなたのお店が、お客様からずっと愛されますように。
kei
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