メガネです。
「決算書を開業1年目から作って、
未来の借入に備えて、銀行評価を上げておいてください。」
ぜひ、知っておいてください。
決算書は、未来を考えて作らないと損をします。
個人事業主でも、会社であっても、1年が終わると「決算」を行います。
この時作るのが、「決算書」です。
過去1年間のあなたの経営成績を数字でまとめたもの、学校における通知表です。
過去1年間の数字をまとめたものですから、誰が作っても同じだと思われるかもしれません。
しかし、実は、そうではないという事実があまり知られていません。
決算書は、作る人の力量によって、全く別の作品になります。
なぜなら、ルールに沿った決算書をつくるには、専門知識が必要であり、
また、銀行ウケの良い決算書も、銀行評価を上げるポイントがわかっていないと作れません。
中小企業にとって、決算書を見せなければいけない人の2トップが、
①税務署
②銀行
この2者です。
オーナー夫婦だけが経営しているようなお店であれば、決算書を見せるのは、
ほぼ、①税務署だけです。
その場合、もしご自身で決算書を作っていて、多少正確性に欠ける決算書であっても、
納税さえキチンと行っていれば、税務署から何か言われることはありません。
むしろ、多めに税金を払っているでしょうから、税務署はうれしいでしょう。
しかし、もう1者
②銀行に対しても見せなければいけないタイミングが来ます。
それが「融資の申込」のタイミング。
銀行は、融資の審査のために「過去の決算書をみせてください」と必ず言ってきます。
その時、もし正確性に欠ける決算書を提出したら、
あなたの銀行評価はすこぶる悪いものになります。
「この決算書じゃ、本当の経営成績がわからないから、希望額通りの融資なんてとてもできないな。。。」
銀行の融資担当者にこう判断され、最悪のケース、2号店出店の資金が調達できないなんてことになります。
2号店、3号店と、多店舗展開を目指す過程において、
銀行から上手に融資を受けれるかどうかは、大切なポイントとなります。
そのため、開業1年目に、とりあえずで決算書を作ってしまうと、
あなたの未来(多店舗展開の計画)に甚大な影響がでる可能性があります。
あなたが多店舗化を目指すのであれば、
キチンとした決算書を開業1年目から作って、
未来の借入に備えて、銀行評価を上げておいてください。
あなたの成功を、いつも応援しています。
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kei
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