人生のライフステージ、それぞれで、
まとまったお金が必要になるタイミングがありますよね
進学・結婚・独立開業・入院・介護など、理由は様々ですが
手元に資金がない場合、
なかには、持っている土地を売ることにより資金の捻出を考えるケースもあると思います
先日、知人と話しているときに、こんな話になりました
知人「親の介護のために、まとまったお金を用意しておこうと思ってさ、
あの土地売ろうと思うんだ、不動産屋に聞いたら〇〇万円くらいで売れるってさ」
それを聞いた私、
私 「あの土地、確か先祖代々の土地ですよね?
売った金額の約2割税金がかかって、手元に残るのは約8割です
それを踏まえて資金計画立ててくださいね」
知人「え!?なにそれ、そんなに税金で持っていかれるの?」
ええ、持ってかれてしまいます
土地や建物を売って利益がでると、長期に持っていた土地・建物の場合だと
利益に対して、所得税15.315%・住民税5%がかかるんです(合計20.315%)
簡単にいうと、「売った金額」△「買った金額」=「利益」と考えていただければいいのですが、
先祖代々引き継がれているような土地の場合には、「買った金額」がない場合もあります
そのため、「売った金額」がそのまま「利益」となって、税金2割がかかってきてしまうんですね
これを知らずに資金計画を立てると、こんなはずじゃなかったのに、なんてことになりかねません
不動産の売却は、一生に一度あるかないかの出来事でしょう
日常生活では、不動産に関する必要な知識すら入ってこないことがほとんどです
転ばぬ先の杖、何かあってからでは遅いので、
ぜひ、知り合いに税理士がいたら、事前に相談してくださいね
kei
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