税理士の山本です。
税務調査では、「議事録はありますか?稟議書はありますか?」と聞かれることが多くあります。
税務署が議事録や稟議書をチェックする目的は、
取引目的や理由などが細かく記載されているため、
税務リスクを抽出しやすいからでしょう。
※つまり、粗探しをしているということです
単に帳簿を見ていくよりも、はるかに効率的に指摘する点を見つけることができます。
「だったら、議事録や稟議書を作らなければいいんじゃない?」
という声も聞こえてきそうですが、そういうわけではありません。
これらの内部書類は税務リスクを含む可能性がある一方で、
税務リスクを減らす効果もあります。
なぜなら、シッカリ作成されていれば、証拠資料として有益であり、
税務調査で不要な争いを避けることもできるからです。
お店を、そしてオーナーさんご自身を守るため、
議事録などの内部資料は上手に活用するようになさってください。
kei
最新記事 by kei (全て見る)
- 東京都の「商店街エリア」で開業なさるオーナー様は、有利な助成金がスタートします! - 2021年3月31日
- 事業再構築補助金の事務局ホームページが公表!【申請は、4月15日頃開始予定】 - 2021年3月29日
- 事業再構築補助金の手引きが公表!【経済産業省HP】 - 2021年3月23日