税理士の山本です。
税務調査では、「議事録はありますか?稟議書はありますか?」と聞かれることが多くあります。
税務署が議事録や稟議書をチェックする目的は、
取引目的や理由などが細かく記載されているため、
税務リスクを抽出しやすいからでしょう。
※つまり、粗探しをしているということです
単に帳簿を見ていくよりも、はるかに効率的に指摘する点を見つけることができます。
「だったら、議事録や稟議書を作らなければいいんじゃない?」
という声も聞こえてきそうですが、そういうわけではありません。
これらの内部書類は税務リスクを含む可能性がある一方で、
税務リスクを減らす効果もあります。
なぜなら、シッカリ作成されていれば、証拠資料として有益であり、
税務調査で不要な争いを避けることもできるからです。
お店を、そしてオーナーさんご自身を守るため、
議事録などの内部資料は上手に活用するようになさってください。
kei
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